プラッツ/nunu 2021年2月発売の2アイテムのサンプルキットができあがりました。
そのうちのまずはトヨタ カローラ レビンのキットからご紹介です。
トヨタがグループAのツーリングカーレース用に開発したのがカローラ レビン、AE92型でした。カローラとしては初のFFタイプでした。未だに高い人気を集めるFR、フロントエンジンリアドライブの86レビンの後継として登場したモデルでしたね。
FF化したレビンに残念に思った方もいらっしゃったかもしれませんが、シャープなスタイリングは市場では高い人気を集めたモデルです。
さて。今回のモデルはそのAE92のレビンをモデル化しています。
中でも1989年、日本を飛び出してツーリングカーの耐久レースとして名高いスパ・フランコルシャンの24時間レースに参加したマシンを再現しています。
トムスチームのブルーのマシンですね。
まずはボディパーツ。
シャープなスタイリングをうまく掴んで表現しています。フロントグリルや前後バンパーパーツなどは分割され、立体的で彫りの深い仕上がりを生み出します。
ウインドウの透明パーツはボディの外側から取り付ける方式を採用。
続いてはシャシーパーツです。
最新のGT3マシンなどではほぼフラットな車体下面ですが、1989年仕様、この時代ではまだシャシー下面のサーフェスは凹凸も多く、立体感あふれる再現が楽しめます。時代を感じるディテールですね。
サスペンションパーツなどはカーモデルの一般的な再現、部品分割で作りやすく、リアルな仕上がりが楽しめます。
そして、室内です。
こちらもカーモデルとしては一般的。バスタブタイプではなくフロアと左右ドア内張りが別パーツになった構成で各部のディテールが細かく再現されています。
コンペティションモデルの表情をリアルに表現するロールバーはわずか3つのパーツで再現。仕上がりはもちろんリアル。緊迫感あふれる室内の仕上がりが楽しんでいただけると思います、
マーキングは1989年のスパ・フランコルシャン24時間レースに参加したカーナンバー34。基本的にはブルーに塗っていただければあとはほとんどデカールを貼るだけ。現代のマシンに比べればシンプルなマーキングなのも時代でしょうか。
ドライバーは3名。松田秀士、新田守男、そして、タレントとしても活躍していた岡本かおりが参加しています。
もちろん、日の丸とともに名前はデカールでしっかりと用意されています。
もう一つ、24時間レースのマシンならではの装備、フロントの補助ライトもしっかりモデル化されています。補助ライトが付くだけでぐっと雰囲気が盛り上がりますね。
最後に、今回も専用のディテールアップパーツセットを同時にご用意。エッチングパーツとシートベルト素材、金属挽物製のコネクターバルブパーツが入ったセットです。
キットと合わせてご利用ください。
1/24 レーシングシリーズ トヨタ カローラ レビン AE92 1989 スパ24時間レース 好評発売中 4,200円(税別)
1/24 レーシングシリーズ トヨタ カローラ レビン AE92 1989 スパ24時間レース用ディテールアップパーツ 好評発売中 2,900円(税別)
プラッツのYou Tubeチャンネルでもご紹介しています。ぜひご覧ください。