カーモデルキットと並べて飾りたい名優
エフトイズの1/24 HONDAスーパーカブ キットコレクションが発売になりましたが、もう手にされましたか。
モデラーには「こんなモデルが欲しかった」という方は多いはず。カーモデルの完成品の横に一緒に並べて見るだけでちょっとしたストーリーが生まれてきそうではありませんか。
こんなキット、見逃せませんね。
いつもながらのエフトイズクオリティ。塗装済みパーツの組み立てキットですが、一体になっている部分もあればしっかり組み立てキットになっている部分もあって、なかなかいい感じです。
さて、いつものように中身を見ていく前にスーパーカブについてちょっと調べてみます。
160カ国で愛され、累計生産は1億台を突破の傑作
スーパーカブの誕生は1958年のこと。
初代のカブはスーパーカブC100でした。そのデザインは基本的に今も変わっていませんね。翌年の1959年にはアメリカへの輸出を始めたんですね。
その頃のアメリカでのCMキャンペーンは有名ですね。バイカーのイメージを大きく変えたと言われています。
もちろん、日本でも庶民の足として、ビジネスの足として、すっかり定着。蕎麦屋さんの出前のバイクや郵便配達の赤いカブ。免許を取って最初に乗ったバイクがスーパーカブという人も多いかもしれませんね。
そんなスーパーカブがシリーズ累計生産台数1億台を突破したのは2017年のことでした。
そして、最近では色々なアニメやコミックにも登場して幅広い世代にその名を知られています。まさに、傑作、名機と言われる所以でしょう。
モデルは1/24。50と110をモデル化しています
今回エフトイズがモデル化しているのはもちろん最新のスーパーカブ。
カラーリングの違いなどで全10種類を再現していますが、排気量50ccのスーパーカブ50と排気量110ccのスーパーカブ110、通称「ヒャクトウ」の2種をモデル化。
ちなみに50は原付き1種、110は原付き2種に分類されます。
パーツで目を引くのはエンジンユニットが組み込まれた状態で再現されているフレームパーツ。
エンジンからチェーンケースまで一体のユニットもスーパーカブならではの雰囲気でいい感じです。シリンダーのフィンなど、ちょっと墨入れしてみるのもいいかもしれません。
そして、フロントのフォーク、リアのサスペンションも別パーツでしっかり再現。底に取り付けられる前後のタイヤ・ホイールはその細さがカブの雰囲気、でしょうか。
ハンドルは左右のグリップやヘッドライト、ウインカーが装備されたカバーブ部分も一体で再現。繊細な部分だけに一体パーツは組み立てが安心です。
別パーツのレッグシールド、これこそスーパーカブのデザイン
スーパーカブのイメージに欠かせないレッグシールドはもちろん別パーツ。そのフォルムを正確に表現していてまさにスーパーカブ。
そしてシート、リアの荷台、左右のサイドカバーも別パーツでしっかりとモデル化。シートの形状も正確に再現。
スーパーカブだからカスタマイズも楽しみたい
手軽に作れるエフトイズの塗装済み組み立てキットだから、そのまま作るのはもちろんですが、実車でも人気のカスタマイズに挑戦してみるのも楽しいのではないでしょうか。
ネットでちょっとスーパーカブ・カスタムと検索でもしてみれば様々な個性的なスーパーカブが登場してくると思います。
長年、基本デザインやコンセプトを変更することなく作り続けられてきたスーパーカブだからこそのカスタムワールドなんだと思います。
1/24でもそんなカスタムカブの世界を楽しんでみてはいかがでしょう。
レッグカバーパーツを外して見るだけでも印象は変わります。
マフラーをアップにしたり、形状を変えたりも定番。
1/24カーモデルと一緒にカラーを統一してディスプレイ、なんてのもおしゃれですか。
模型の世界でもやはりスーパーカブは名優です。
エフトイズ 1/24 Honda スーパーカブ キットコレクション 6,600円(税込)※1ボックス(10個入り)の価格です
全国の模型店、家電量販店模型売場、オンラインショップなどで2022年6月発売予定
好評発売中!
ホビコレでもご注文可能です。
また、プラッツからは手軽にディテールアップを楽しむことができる
1/24 原付用図柄ナンバープレート 1,320円(税込)
も好評発売中。
ホビコレでもご注文可能です。
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