プラッツ/nunu 1/24 トヨタ セリカ GT-FOUR ST165 ラリー 1991 ツール・ド・コルス
開発に勢いがついてきた感のあるプラッツ/nunuの1/24カーモデルシリーズですが、2021年最初のリリースはセリカのラリー仕様です。
モデル化しているのは1986年に発表されたGT-FOURをベースにしたST-165ラリー。このキットでは1991年のツール・ド・コルスに参加したトヨタ FINAチームのマシンを再現しています。
このモデルはやはり、ブルーとレッドの塗り分けのFINAカラーが魅力ですね。
パッケージイラストもいい感じです。
それではさっそく中を見ていきましょう。
まず、気になるのはボディですね。流面型と呼ばれた4代目セリカのクリーンな独特なスタイリングをうまく再現できたと思いますがいかがでしょうか。ピラー類も繊細でシャープな仕上がりです。
リアのスポイラーは一体で、フロントのポップアップ式ヘッドライトは別パーツ。
競技中にライトを上げた状態で走ってのはエンジンルームのクーリングに関係があったとか。違ったかもしれませんが、何かで読んだ記憶が・・・・。
前後バンパーは別パーツで彫りの深い再現を実現。ヘッドライト、テールライトはリフレクターパーツをきれいなメッキパーツで用意しています。
歴代セリカの中でもなかなかきれいなデザインだったと思いますがみなさんはいかがでしょうか。
続いてはシャシー関係。
フロアパーツやサスペンション、足回りの再現は現代のカーモデルとしては一般的な感じ。フロア下面の立体感あふれる再現もリアルな仕上がりを伺わせます。
アンダーガードパーツもラリーカーならではの見逃せないパーツです。
続いてコクピットに目を向けてみましょう。
インテリアパーツはバスタブ型。
もちろん、ダッシュボードやシート、さらに、フロアに設置された各種装備類も細かくモデル化されています。フロアに設置されたシフトリンケージも注目ですね。セリカのラリーカー開発で重要な役目を果たしたXトラックのシステムが垣間見えるパーツでしょうか。
このXトラックのシステムが4WDのパワー配分などに威力を発揮して好成績を生み出した一因となったと言われていますね。
さらに、ロールバーです。効率良いパーツ分割でメカニカルなロールケージを表現しています。
さて、きれいなFINAカラーはもちろんデカールで用意。ほぼ、ホワイトを塗装すればあとはデカールを貼るだけでマーキングが完成するはず。
1/24 レーシングシリーズ トヨタ セリカ GT-FOUR ST165 ラリー 1991 ツール・ド・コルス
同時発売のディテールアップパーツセットもサンプルが出来上がりました。
こちらは各部のエッチングパーツとルーフのアンテナ、さらに、シートベルト素材がセットされます。
エッチングはカーモデルファンならここはというところをきっちりと抑えた内容。フロントグリルのメッシュなどはシャープな仕上がりがエッチングならではです。
シートベルト素材は程よい腰で曲面にも馴染みやすい使いやすい素材です。バックルなどの部分はもちろんエッチングのシートに用意されています。
金属のアンテナパーツは完成後に壊れやすい部分だけにこれは使いたいところではないでしょうか。
キットと合わせてぜひ、ご利用いただきたいディテールアップパーツセットです。
1/24トヨタ セリカ GT-FOUR ST165 ラリー 1991 ツール・ド・コルス用ディテールアップパーツ
さて、FINAカラーがきれいなセリカST165。
「私をスキーに連れてって」という映画で人気を集めたのもST165でしたね。大人気だったのを覚えていらっしゃるのは・・・・・・・。
この1台、ぜひ、コレクションに加えて下さい。
キット、ディテールアップパーツともに好評発売中です。