まだですか?いつですか?
そんなお問い合わせを多く頂いていたプラッツ/nunuの1/24 BMW M8 GTE 2019 デイトナ24時間レースウィナーを発売しました。
今のレーシングカーならでは、なのでしょうかボディは結構なボリュームがあります。数年前ですが富士スピードウェイのレースに遠征してきたときに実車を見る機会がありましたが、他の車よりも一回り大きい印象がありました。
キットでもそのボディはパッケージの中で主張しています。
ボディパーツだけで全長はほぼ20cm、フロントフェンダー部分で幅は18cmオーバー。手のひらに余ります。
そのフォルムはいつもながらのnunuテイストでいい感じで再現されています。ぐっと彫り込まれた、あるいは深く落とし込まれたボンネットのエアアウトレットも立体感にあふれています。
そして、シャシーです。
フロアパネルはフロントからリアのディフューザーまでを一体パーツで再現。最近のマシンの特徴ですね。フラットボトム部分がほとんどですが、その後半部分、ディフューザーはモデルでもかなりダイナミックな造形を示しています。
シャシーデザインの肝なんでしょうね。空気の流れが見える感じです。
そんなシャシー下面ですからサスペンションなどはほんの少し顔を見せるだけという感じですが、しっかりと再現しているのはいうまでもありません。
そしてコクピットの再現です。
コクピットフロアパーツが用意されその上にロールバーやシートなどを取り付けていくいつものnunuの定番表現。
コクピットフロアパーツにも実車でフロアに取り付けられているいろいろな機器類が彫刻表現されています。ここは塗装をきっちりとして仕上げていただきたいですね。説明書に塗装指示を入れてあります。
コクピットといえば、ダッシュボードの再現も見逃せません。デカールでメーターなどを再現していますから、立体的な中に繊細なディテールも表現します。
さて、大型のボディです。
両サイドのドアから下の部分がそれぞれ別パーツ化されています。ぐっと絞り込まれたというのか、前後のフェンダーがかなり広がっているというのか、ダイナミックな造形が見えてきます。
ウインドウパーツはこれまたnunuの定番。外側からそれぞれ貼り付けるタイプです。
シャシー、コクピット、ボディとそれぞれを最後に組み合わせて完成。
マーキングはもちろん2019年のデイトナ24時間クラスウィナーのマーキングを再現します。
ちなみに、このマシンのマーキングにはぜひとも知っていただきたいマークがあります。
それはリアのトランクに貼られた「Godspeed、Charly」のマーク。
このマシンを仕上げているドイツのチューナー、シュニッツァーチームを率いてきたチャーリー・ラムを偲んでつけられたマークです。ラムは2018年をもって代表を引退、デイトナ24時間レースが開催される直前の1月24日に亡くなったのでした。
クラス優勝はまさにラムに捧げる勝利でもあったんですね。
そんなメッセージを描いて走るチーム、暖かなチームスタッフの気持ちが伝わってきますね。
ぜひ、思いを込めて貼っていただきたいマークのひとつなんです。
さて、キットにはつきもののディテールアップパーツセットも合わせてご用意しています。
セットにはカーボンデカールも入っています。現代のレーシングカーには欠かせない表現ですよね。
ぜひ一緒にお買い求めください。
プラッツのYou Tubeチャンネルでもキット紹介しています。
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