1/12 スズキ RGV-Γ (XR79) 1993 WGP500 チャンピオン
全バイクモデルファン注目のキットの内容が明らかに
昨年の静岡ホビーショー、全日本模型ホビーショーでお披露目、多くのバイクモデルファンの注目を集めた1/12バイクモデルキット、スズキ RGV-Γ(XR79)。
カーモデルファンにはおなじみのプラッツ/BEEMAX/nunuが取り組む初のバイクモデルとしてその動向を気にされていた方も多かったのではないではないでしょうか?
テストショットを繰り返し、発売に向けて調整が進んでいます。
まずはパーツの最新テストショットの画像からご紹介。
エンジンはじめフレームパーツやカウルのパーツなど、順調な仕上がり具合。
一部のパーツを組み立て見たのがこちら。
まだテストショットの段階なのでディテールが若干甘いところがありますが、雰囲気よく仕上がっているのがおわかりいただけると思います。
そして、細部で注目なのがチェーンのパーツです。
2つのパーツで構成された張り合わせ式になっています。
これはチェーンの雰囲気をよりリアルに表現するための分割です。
今回、設計時にこだわった部分の一つです。
まだテストショットなのできちんとプラスチックが流れていない部分もありますが、そのディテール再現度の高さにご注目ください。
他にもエンジンやサスペンション、フレームなどの再現も細かく分割されているのがおわかりいただけるでしょう。
テストショットを組み立ててみました。
これらがまさにバイクモデルの醍醐味ですよね。
カウルはフロントカウルが一体、シートカウルやタンクカウル、左右と下面のカウルは左右分割でその形状をしっかり再現しています。
カウルを組んで、試作デカールを貼ってみました。
う〜ん、たまりません。
今、説明書の制作も同時に進んでいます。
ブレーキやオイルラインなどはビニールパイプが用意され、再現されます。
説明書でそれらの配線もイラスト入りで説明しています。
さらにキットの発売と同時発売でディテールアップ用のエッチングパーツなども開発進行中です。
エッチングパーツはブレーキディスクなどを中心にカウルのディテールを高める細かなパーツも用意する予定です。
シュワンツがチャンピオンに輝いた1993年のマシン
ここで少し実車について。
モデルは1993年のマシン、XR79。
アメリカ テキサス出身のライダー、ケビン・シュワンツが念願の世界チャンピオンを獲得した年のマシン、相棒でした。
シュワンツは長い手足の体格から「ピノキオ」なんてニックネームで呼ばれて日本のファンにも人気のライダーでしたね。
ちなみに私の大好きなライダーの一人です。
いつだったかホッケンハイムで開催されたドイツGPをテレビで見ていた時のこと。
ストレートエンドでのフルブレーキングで激しくマシンが暴れているのを気にする素振りもなく、長い脚の間でマシンを遊ばせたまま、何事もなかったかのようにコーナーリングして立ち上がっていったライディング。
圧巻でした。
デカールにはシュワンツの34番はもちろん93年のチームメイト アレックス・バロスの9番、それからチャンピオンナンバー1も入っています。
というわけで、プラッツ/BEEMAX/nunuのSUZUKI RGV-ΓのXR79、ブログ担当の私も発売を待ちわびているモデラーの一人です。
発売が非常に楽しみです!
1/12 シリーズ スズキ RGV-Γ (XR79) 1993 WGP500 チャンピオン 5,940円(税込)
全国の模型店、家電量販店模型売場、オンラインショップなどで2024年8月発売予定。
ホビコレでもご予約受付中です!
続報については随時このブログでお知らせします。