戦車だけではなく情景製作もいかがでしょうか？　ドラゴンの戦車搭乗兵キットのご紹介です！

こんにちは、プラッツです！
ドラゴン、イタレリなどから数多くラインナップされているフィギュアキット。情景製作には欠かせないキットですが、今回はドラゴンからリリースされている商品のひとつをご紹介いたします。

結局、模型でも主役は人間に違いない
情景製作にピッタリ！タンククルーのフィギュアキット
戦車模型は随時タンククルー募集中！

結局、模型でも主役は人間に違いない

　第二次大戦の勃発を告げるドイツ軍によるポーランド侵攻は1939年9月1日のことでした。それまでの戦闘と大きく異なったのは戦車をはじめとする戦闘車両を前面に押し出した戦いをドイツ軍が展開したことですね。ミリタリーファンならご存知の通り、機動力を生かした戦いは戦術に新たな時代を開いたと言えるんではないでしょうか。
　ドイツ軍はその後も西に東にその歩みを進めていきました。1940年にはフランスに侵攻。ダンケルクの戦いでフランス、イギリスを中心とした連合軍を撃破。ヨーロッパ大陸から連合軍を撤退させることになったのです。
　さらに、ドイツは1941年、ソビエトに侵攻。バルバロッサ作戦の名のもとに広大なロシアの大地に機動部隊を展開していきます。
　しかしながら、そんなドイツの勢いに陰りが見え始めたのが1942年。モスクワの戦いで敗北を喫し、その勢いにブレーキがかかります。
　そして、1943年、スターリングラード攻防戦に続いて、ドイツは北アフリカ戦線でも敗北、その力を失いつつあったのです。
　ドイツ軍が展開した機動力や航空戦力も加えた戦闘は電撃戦とも呼ばれ、それまでの戦闘のスタイルを大きく変化させました。ドイツの戦いを見て、研究して、世界各国の軍用車両の設計にも大きな変化が生まれていきました。模型で作り較べる各国、各時代の戦車はその変化をわかりやすく伝えてくれますね。
　新たな戦術を生み出したと言えるドイツ軍。その中心は戦車でしょう。大戦初期にはI号、II号が、その後にはIII号、IV号、さらに、パンター、ティーガーと進化を続けました。そんな車両を操って戦場を駆け巡ったのはほかでもない、戦車兵たちだったのですね。

情景製作にピッタリ！タンククルーのフィギュアキット

　兵士のフィギュアもいろいろありますが、戦車を主に製作されるファンには、ぜひ、戦車兵、タンククルーのフィギュアにも注目していただきたいものです。完成した戦車モデルに1体でも添えてみることでモデルにちょっとした物語が生まれてきたりすると思います。

　そんな車両にぜひ添えていただきたいのが1/35　WW.II　ドイツ戦車兵1939-43　フィギュア6体セット。まだまだ勢いのあった1939年から43年にかけてのドイツ戦車兵をモデル化しているセットです。

　服装はミリタリーファンにはおなじみの黒服に略帽姿。ヘッドフォーンや腰につけたホルスターなどももちろんセットされていますよ。休憩中をイメージしたポージングでリラックスした雰囲気が楽しいですね。ハッチから身を乗り出したポーズのフィギュアはIV号戦車をはじめ、ドイツ軍戦車モデルとの組み合わせが戦車にリアリティーを吹き込みます。　さらに、もう1体、戦車に近づいて飲み物のボトルを渡すポーズの戦車兵も見逃せません。ちょっとしたビネットに展開してみるのもお勧めです。コマンダー、ドライバー、射撃手など、タンククルーはそのチームワークが勝利、生き残りに欠かせませんでした。