1/25 ダッジ フィーバー ウイリートラック
![img_4775](https://platz-media.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/IMG_4775.jpg)
アメ車プラモデルキットの紹介が続きますが、今日は2016年12月に発売した リンドバーグ 1/25 ダッジ フィーバー ウイリートラック 4,800円(税別) をご紹介します。
ドラッグレースの合間に行われるイベントとして高い人気を集めたのが前輪を高々と持ち上げて走行する「ホイールスタンダー」のデモンストレーション走行です。1965年にドラッグレーサーとして人気のビル・ゴールデンが当時アメリカで販売されていたダッジのキャブオーバー型コンパクトワゴン、A100のピックアップタイプを改造して仕立てたドラッグレーサー、リトルレッドワゴンが人気を集めると、多くのホイールスタンダーが作られてイベントを盛り上げるようになりました。リトルレッドワゴン同様に個性的なデザインを持つダッジA100ピックアップのボディをドラッグレーサーのシャシーに搭載して仕立てられた1台がダッジ フィーバーウイリートラックです。エンジンはミッドシップにドラッグレース用のV8エンジンを搭載。各マシンとともに前輪を上げて派手なウイリー走行を披露。イベントを盛り上げて人気者になったのです
おとなしいピックアップトラックにマッスルカーのエンジンを積み、ウィリー走行させるという、まさにアメリカンモータースポーツカー。頭のなかもマッスルです。
ボディ・エンジン
![img_4776](https://platz-media.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/IMG_4776.jpg)
![img_4778](https://platz-media.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/IMG_4778.jpg)
成形色は白。ボディはご覧の通りドアが開口されています。
![img_4780](https://platz-media.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/IMG_4780.jpg)
エンジンパーツはノーマルの273キュービックインチV8エンジンと、カスタム用の HEMIヘッド426 キュービックインチ レーシングエンジンの2種類が入っており、ノーマルのA100 ピックアップまたはウィリートラックのどちらかを選んで作ることができます。
内装パーツ
![img_4781](https://platz-media.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/IMG_4781.jpg)
ドアが開口されているということは、ドアの開閉もできます。最近のキットではほとんど見られなくなったギミックですが、なんだか嬉しいですね。
ドラッグレーサー(プッシュカー)用にはロールケージもパーツ化されています。
足まわり
![img_4782](https://platz-media.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/IMG_4782.jpg)
ホイール関連部品が並びます。右上の四角いパーツは、ウィリーしやすいように荷台に積むおもりのようです。
![](https://platz-media.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/IMG_4786-680x582.jpg)
タイヤはゴム製。ノーマルタイヤ4本とドラッグレーサーの後輪用にスリックタイヤ2本が用意されています。
その他
![img_4779](https://platz-media.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/IMG_4779.jpg)
バンパー、ホイール、フロントグリルなどはメッキパーツ。
![img_4784](https://platz-media.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/IMG_4784.jpg)
フロントガラス、リアガラス、ライト類は透明度の高いクリアパーツです。
![img_4785](https://platz-media.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/IMG_4785.jpg)
![0849398011737](https://platz-media.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/0849398011737.jpg)
完成見本も箱裏に載っているので製作の参考になります。
![3446_001-2](https://platz-media.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/3446_001-2.jpg)
ダッジフィーバー という車名ですが、箱に書かれている解説によると1960年代70年代にレースやモーターショーの際にダッジのプロモーションのサポートをするフィーバーガールと呼ばれた女の子たちがいたようです。今で言うキャンギャルやレースクイーンですね。そこから名付けられているみたいです。
![img_4787](https://platz-media.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/IMG_4787.jpg)
バカバカしいほどにどこまでもアメリカンなウィリートラック。細かいことは考えず勢いで作りたいアイテムです。