話題のメーカー、AMTのシリーズについてちょっとお知らせ

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アメリカンカーのプラモデルを中心に魅力的なアイテムを多数そろえているAMT

AMT社の名前の由来は、アルミニューム・モデル・トイズ(Aluminum Model Toys)社でその頭文字をとってAMTと呼ばれていました。

ミシガン州で弁護士をしていたウエスト・ギャログリ・シニアによって1948年に設立され、フォードとのコネクションを持っていたギャログリ・シニアがフォードのディーラーにフォード・フォーダー・セダンのアルミ製モデルを制作して展示。それが人気を集め、1949年にはそれがプラスチックモデルへと発展しました。

ギャログリ・シニアのサイドビジネスとして始まったモデル製造は1/25スケールのアメリカの自動車、トラックモデルを中心に、その後1970年代にはホットロッドやカスタムカー、さらに、テレビや映画に登場するアイテムにも広がっていったのです。

当初、フォードとの緊密な関係から実車のプロモーション用のモデルを精力的に開発して地歩を固めたAMT社だけに現在でもアメリカンカープラモデルの豊富なラインナップが揃うほか、スタートレックのシリーズもファンには見逃せないアイテムが揃っています。

アメリカの歴史ある模型メーカーのひとつがAMT社なのです。

現在のAMTのシリーズについて

2024年5月に開催された静岡ホビーショープラッツブースで、上記を掲示していたことを覚えているモデラーの皆さんも多いことでしょう。AMTの商品には各種のシリーズがありますが、主な4種類について、AMTに問い合わせところ回答をいただきましたのでそれぞれの特徴を記しました。今回はそれを再掲します。


AMTのキットには特別なクラフツマンプラストロフィーシリーズカスタムクルーザーイージービルド4つの主なシリーズがあります。それぞれのシリーズの特徴をご紹介します。

クラフツマンプラス&イージービルド

クラフツマンプラスイージービルド2つのシリーズは、エンジンは底面を表現したプレートのみを再現するなどパーツ点数を抑えた構成の組み立てやすいキットのシリーズです。
初心者モデラーにもお勧めのキットです。

AMT クラフツマンプラスシリーズ 1/25 1968 ポンティアックGTO ハードトップ

AMT クラフツマンプラスシリーズ 1/25 1964 シェビー マリブ SS

カスタムクルーザーシリーズ

カスタムクルーザーシリーズAMTキットの中でも新しい金型を用いられて作られたキットで構成されています。

幹線道路のドライブインに集うカスタムカーやカスタムピックアップなどをテーマにしたシリーズです。

AMT カスタムクルーザーシリーズ 1/25 1960 シェビー アパッチ ピックアップ ストリートマシン

トロフィーシリーズ

トロフィーシリーズはモデラーの皆さんに長く愛されている人気の高いキットを再リリースする復刻版のシリーズです。

AMT トロフィーシリーズ 1/25 1953 フォード ピックアップトラック

Katとは何者??????

Katのキャラクターは今もAMTの人気マスコットです。

誕生したのは1960年代のこと。当時AMTのコンサルタントだったバッド・アンダーソンという男性がいました。彼は若いモデラーが多数集まる模型コンテストに参加。その時、他のAMTのスタッフとともに通りを歩いていたバットを目撃した少年の一人がバッドを指さして「AMTKat!」と言ったのです。そして、KatがバッドのニックネームとしてAMTで定着。彼はAMTに在籍中「Kat」として知られることになったのです。

一方、KatのキャラクターはAMTのデザイナーの一人によってデザインされました。60年代の登場してからずっとAMTブランドの人気マスコットであり続けています。特に年配のベテランモデラーの皆さんには模型作りに熱中した若い頃を思い出していただけることでしょう。


いかがでしたか?シリーズ名やその内容がわかると、キット選びもさらに楽しくなると思います。

アメリカンカープラモ、アメリカンプラモデルの魅力をぜひAMTキットでお楽しみください。

この記事を書いたのは・・・・・
PLATZ-GG

プラッツのブログスタッフで一番年寄り。プラモデル黎明期を懐かしむ今日このごろ。いい時代でしたね。

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