今度は大きな大きな1/72オリオン号
SFモデラー注目のアイテムがメビウスから続々登場です。1/48のビッグスケールでアリエス号のプラモデル化を発表したメビウスモデルから、今度は1/72スケールというこれまたビッグなサイズで「2001年宇宙の旅」に登場したオリオン号のプラモデルモデル化がアナウンスされました。
これまた気合の入ったモデルキットで、もちろんメビウスの完全新金型によるモデル化です。
一部パーツの試作品が届きましたのでご紹介。
船体部分の一部を組み合わせてみました
このサイズですよ。ビッグです。
すべてパーツが揃って組み立てると全長は約73cmにもなるんです。
もちろん、大きいだけじゃありません。最新の金型技術を使っての再現ですから胴体表面のディテールもリアリティ十分に繊細に表現されています。
「2001年宇宙の旅」の映画ではウインナ・ワルツ、美しく青きドナウをBGMに地球軌道上の宇宙ステーションに飛行していく姿が印象に残っている方は多いのではないでしょうか。
その姿をダイナミック、かつ繊細にモデル化しています。
まだ、今回届いたパーツサンプルは一部のみですが、パーツのディテールを見るだけでもその全体の仕上がりに期待が膨らみますね。
主翼は上下面のパーツを貼り合わせる形で構成されていますが、翼の先端、そして後端のディテール、ビッグモデルならではのディテール表現が魅力です。
インテリアも再現
映画の1シーンが蘇りますね。1/72スケールだからこそできる、インテリアの再現。
このキットでは客室と操縦室をモデル化しています。
客室は映画でキャビンアテンダントが歩くセンターの通路とその左右に並ぶ客席をはじめ、その前後に取り付ける隔壁、壁面の再現も雰囲気たっぷり。
空中に浮かぶペンを取るキャビンアテンダントの様子を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかも、客室パーツはその天井パーツも再現されています。ディテール表現もいい感じ。いかにも客室の内装という雰囲気が伝わってきますね。
それから、操縦席。
4座席のシートとコクピットの内装などが細かく表現されています。写真は操縦席の天井パーツを取り付けた状態。
これを見ながらふと考えてしまいませんか。この超絶再現度、完成したらほとんど見えなくなるんでは?
みなさんならどのように表現しますか。カットモデル?電飾のライティング?
側面の取り外しなども考えられますか?
みなさん、今からどのように仕上げていくのか作戦を立てておくことをすすめします。
「2001年宇宙の旅」関連モデルのリリースを積極的にすすめるメビウスモデル。SFモデラー、映画ファンのみなさんにはその熱さが嬉しいメーカーですね。
2001年宇宙の旅 1/72 オリオン号 スペースクリッパー34,000円(税込:37,400円)
全国の模型店、家電量販店模型売場、オンラインショップなどで2022年春発売予定。
ホビコレでもご注文可能です。