ベテランモデラーの方にはわかるはず。ほんとに面白いキットです。
静岡ホビーショーが近づいてきています。
展示のパネルや配布のチラシなど、印刷物はもうスケジュールがいっぱいいっぱい、ギリギリの綱渡りです。
この時期楽しくなるのは展示の完成品が続々と出来上がってくること。
モデラーのみなさんもぜひ、会場に足を運んでいただいて完成品を御覧いただきたいですね。
もちろん、塗装までしっかりと仕上げるものはプロのモデラーのみなさんがやってくれるわけですが、猫の手も借りたい状況ではまがりなりにも模型作ってます、っていう人間にはいろいろと魔の手?が・・・。
今回も「このモデル面白そう」などと言ったばっかりに、素組みで良いんで作りますか?
なんて声が聞こえてきたわけです。
やっちまった、と思ったのも後の祭り、結局今回も一つ作ることに。
それがこのアトランティスモデルのミゼットレーサー1/20。
形は好き。
とはいえ、アトランティスだから昔のキットのリバイバルに違いない、と調べてみたら
どうやら1954年に最初に発売されたモノグラムではないかと。
70年も前のキットですか?
いやはやすごいですね。これは楽しいでしょう。楽しくないわけがない!!
で、作り始めました。
もちろん約束どおりの素組み。
パーツ点数は30点あまりとそれほど多くはなく、でもサクサクとはいかない。
何しろ説明書のイラストはただ1カット。
エッ?1カットですか?
A4の四つ折りの説明書を何度か裏表見返してしまいました。でも1カットでした。
しかもイラストの番号はパーツ番号じゃない。
そもそもパーツのランナー部分やパーツ自体に何も番号はついていない。
パーツ番号はなくてもイラストに「ボディ」とか「ラジアスロッド」とか、実車のパーツ名称が書いてあるんです。
これだけでも楽しいです。
イラストの形を見てパーツを知る。
イラストの下には番号に合わせてどこに何をつけるかの簡単な説明が。
どうやらイラストの番号は組み立ての順番のよう。
とわかればその順番に英語の説明を読みながら足を踏み入れていく。
パーツの形はわかるし、何をどこにつけるくらいのことは説明してあるので、あとはイラストを見て現物を見て立体パズルみたいな作業。
すっぽりとハマるとこれが楽しい。
推理と予測とがあたって見事正解を見つけた感じ。
まあそんなことを楽しめる皆さんにはお勧めのキットです。
ホビーショー会場に展示しますので、ぜひ見ていただいて、楽しさを予感できる皆さん、ぜひ、ご購入ください。
とにかく楽しかったです!!
というのがGGの感想でした。
もちろんホビーショーでは数々の完成品を展示します。
完成品が揃わないものはテストショットのパーツ、さらに、画像だったり、イラストだったりでのご紹介もあります。
その発表新製品はプラッツ静岡ホビーショー特設ページ、ホビーショーブログを御覧ください。
海外メーカーからはパーツや先行してサンプルキットも届いています。
皆さんお楽しみに。
会場でお会いしましょう。