興奮冷めやらないファンの方はきっと多いはず
今度は宇宙ステーション5がメビウスモデルから発売になります!!
いまもってその魅力が語り継がれ、内容をどう解釈するかで盛り上がりに終わりがないSF映画の金字塔、スタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅(スペース・オデッセイ)」。
映画が発表されたのは1968年、今からもう半世紀以上も前のことなんですね。
にも関わらず、今見ても古さを微塵も感じさせないと思うのですがいかがでしょうか。
その映画「2001年宇宙の旅」に登場するメカをアメリカのメビウスモデルがこのところ次々とモデル化しています。
しかも、どのキットも新設計新金型のブランニューモデル。
すでにオリオン号スペースクリッパーを仕上がり全長70cmオーバーの1/72というビッグスケールでリリースしてみたり、
月面着陸船、アリエス号を1/48スケールの直径約35cmにもなるモデルで再現してくれたり、
なんとあのディスカバリー号に至っては1/144スケール、仕上がり全長1m超えのビッグモデルでモデル化するなど、今やファンには目が離せないメーカーになっています。
そのメビウスモデルが昨年に発表してくれていたのがこれまたびっくりなサプライズだった宇宙ステーション5のモデル化でした。
歓喜したファンの方も多かったんじゃないでしょうか。思わず驚きの声を上げたのは担当も同じ。
テストショットがやってきた
昨年のホビーショーで一部を展示させていただきました。ご覧になった方もいらっしゃると主ますがいよいよテストショットが到着しました。
大きいです。
細かいです。
ディテールも繊細です。
スケールは1/2600。それでも完成時の直径は約35cmにもなるんです。
映画では撮影用のモデルを使った特撮が行われ、現代のようにCGの技術がなかった時代にも関わらず、見事な実感を演出していました。
その銀幕の興奮も味わえる再現のパーツ類。
パーツ一つ一つに刻まれた細かな彫刻表現が目を見張ります。じっくり見るだけで映画のシーンが蘇ってくるというものですね。
モデラーならこのディテールを塗装でどう引き立たせるか、腕の見せ所といったところでしょう。
彫刻表現の繊細さだけではありませんよ。
各部の細かなパーツやフレームパーツの繊細さにも注目です。
二重のリングを構成していた宇宙ステーション5。映画では一部建設途中になっていましたがもちろんキットでも建設途中の部分もしっかりと再現しています。
メカニカルな仕上がりは心躍ります。
ドッキングベイ
映画ではドッキングベイ部分の撮影用モデルも作られたようですが、このキットでも不ドッキングベイ部分は見どころの一つになりますね。
円の中に開いた長方形のドックングベイ。
入り口パーツを見れば、これこれと、映画を思い出すこと間違いなし。
ドッキングベイ内側のディテールもパネルラインなどが刻まれています。入り口の長さがモデルでも約4.5cm。ベテランモデラーの方ならライティングなどを施してみるのも魅力ですね。
小さなオリオン号で宇宙ステーション5の大きさを実感
オリオン号も再現されていたはず。
探してしまいました。
ありました。発見です。オリオン号!!
胴体部分とウイング部分の2パーツ構成で形を正確に再現しています。
で、その大きさ。全長で約2.7cmほど。指先サイズなんですね。
完成した宇宙ステーション5と比べたらその大きさがより実感できると思います。
ドッキングベイに宇宙ステーション5の回転と合わせて回転しながら入っていくシーン、美しく青きドナウのウインナワルツのBGが聞こえてきます。
ディスプレイベースはあのロゴ入り
キットには専用のディスプレイベースとスタンドが付属します。
ベースにはもちろん、あのロゴが。
2001:a space odyssey
こちらも塗装仕上げに腕をふるっていただきたいパーツです。
キットの開発は金型修正の最終段階、説明書も同時進行中。
発売までもう少しです。
資料など揃えながら、発売をお待ち下さい。
ワクワクが止まらない、メビウスの2001年宇宙の旅 宇宙ステーション5です。