メビウスモデルから1/48のビッグサイズで映画「2001年宇宙の旅」のアリエス号が登場です
SF映画の金字塔として今もその評価は決して下がることがないどころか、ますます高まるスタンリー・キューブリック監督の不朽の名作「2001年宇宙の旅」。
無重力状態を表現した映像をはじめ、画面に釘付けになる要素が多々ある作品。
モデラーからすれば、映画に登場したメカの数々はどれも魅力に溢れたものばかりでした。
同じ気持ちを抱くアメリカのメビウスモデルがこれまでも「2001年宇宙の旅」に関するメカの数々を精力的にリリースしていて、ファンは「生きててよかった」とつくづく思わずにはいられません。
月面への降下シーンが印象的だったアリエス号
球体の宇宙船、地球軌道上と月面をわずか1日で結ぶ連絡船としてスクリーンに登場したのがアリエス号でした。
月面への着陸シーンで機体の窓の部分に見える人影が動いているシーン、目に焼き付いている方は多いのではないでしょうか。
その「アリエス号」が2022年春、いよいよメビウスから完全新金型でプラモデル化されます。
いち早くテストショット入手しましたのでご紹介します。
仕上がりの直径は約35cmにもなるビッグサイズ
第一印象は「でっかい!」
メビウスの2001年宇宙の旅キットシリーズ中最大サイズの箱。
メビウスモデルの気合の入り方がすごくて、パーツはぎっしりつまっています。
外装も単純な半球形のパーツの張り合わせなどではありませんよ。
細かくいくつかのパネルに分割されていてそれぞれのパーツのディテールもビッグモデルならではのこだわりよう。
外観のパネル表現などは実際の映画のプロップを参考にモデル化したとのこと。パネル表面のディテールはまさに映画のシーンそのもの。
ウエザリングなどの塗装をどう仕上げるか、これは腕のふるいどころですね。
映画で中の人が動く様子が見えていたウインドウはもちろん、クリアーパーツをセット。
こうなると、サイズも大きいだけに内部に電飾を施す改造にもチャレンジしてみたくなるというものです。
脚は出した状態と収納した状態が組み立て後も楽しめる可動式
船体の下面のパーツ再現もメカニカルです。まずは4脚の足。
アーム類の再現はアーム本体だけにとどまらず、そこに配置されたパイプやサポートアーム類などに至るまでしっかりとモデル化されています。
下面も手抜きなしのディテール表現が見逃せません
さらに、機体下面を見てみれば六角形のエンジン噴出口に見えいていた数多くの小さな円形のノズルもモデル化しています。
このノズル部分は透明パーツですから、これまた電飾の加工が工夫できそうですね。
メカニカルな外観だけではないですよ。
船体内部、インテリアのディテールにも注目
そうです、インテリアの再現パーツも入っています。
円形に並べられたシートや壁面パネルの表現など、映画ではわからなかったディテールの発見もありますね。
インテリアの再現はアリエス号の上部に配置された操縦席の部分も同様です。
コンソールなどのディテールもこれまた雰囲気たっぷりにモデル化
今回はパーツだけのご紹介になりましたが、早く完成品を見てみたくなります。
届いたパーツがファーストショットなので、もう少し待って、次のパーツが届いたら速攻完成品製作に取り掛かりたいと思っています。
今後の情報にご期待ください。
なお、このパーツの一部はワンダーフェスティバル2022冬 プラッツ/エフトイズブースで展示予定です。
メビウスモデル 1/48 2001年宇宙の旅 アリエス号 42,000円(税込:46,200円)
全国の模型店、家電量販店模型売場、オンラインショップなどで2022年3月発売予定。
ホビコレでもご注文可能です。