ハウニブIIとは?
第二次世界大戦中、ドイツがひそかに開発していたのではないかといわれる架空兵器のひとつで、その形状は空飛ぶ円盤の代表的な機体として知られるアダムスキー型円盤に非常によく似たスタイルをしています。
ハウニブIIは電磁重力系のエンジンにより飛翔。直径が30m前後、乗員は9名、80mm2連装砲3基を装備、速度は6000km/hを発揮。様々な新型兵器を開発して、その後の技術開発にも大きな影響を与えたドイツで、1945年には配備されていたかもしれないとされる超秘密兵器なのです。
ハウニブIIがプラモデルに!?
そんなまさかの超兵器ハウニブIIのキット化をスコードロンとペガサスという2つのアメリカの模型メーカーが相次いで発表しました。アメリカは今UFOブームなのか?という疑問がふつふつと湧き上がりますが、それは置いておいてそれぞれのキットの紹介です。
スコードロン 1/72 WW.II ドイツ軍 円盤型秘密兵器 ハウニブII 12,800円(税別)
資料本で有名なスコードロン社の新製品。実はこのキットはスコードロンの初めてのオリジナルプラモデルキットだそうです。
もちろん完全新金型。完成後の直径は約35cm、パーツ点数は125点、かなり大きなキットです。
ただ大柄なだけではなく、パネルラインや表面ディテールなども細かく彫刻されています。
機体上部には110mm2連装カノン砲を装備した砲塔が再現され、取り外し可能。機体内部はコンソールと9つのシートなど、インテリアを詳細に再現しています。
機体下面には飛行状態と駐機状態を選んで組み立てられるランディングギアや4基の80mm2連装砲、さらに、格納可能なエントランスランプパーツなどもモデル化されています。
さらにマーキングにはカルトグラフ社製デカールが用意されています。
2月初めに開催されたニュルンベルクトイフェアで説明書を見せていただきました。
詳細な実機解説と組み立て説明が収録されています。
カラー印刷なので塗装ガイドもわかりやすくなっています。
雰囲気たっぷりのボックスアートも魅力です。
スコードロン社の公式動画です。キット内容など詳細がよくわかります。
ペガサスホビー 1/144 WW.II ドイツ軍 秘密兵器 ハウニブII フライングソーサー 6,800円(税別)
続いてペガサスホビーのハウニブII。こちらも完全新金型のキットです。
スケールは1/144。スコードロンのキットの半分のスケールです。完成時の直径は約15cm、パーツ点数は50点ほど。
かなり大きな機体なので、1/144とはいえボリューム感ある完成品に仕上がります。
スコードロンのキットに比べるとディテールはあっさり目ですが、空飛ぶ円盤型の特異な機体形状を見事に再現しています。
観測窓?はクリアパーツ化されています。電飾しても面白そうです。
機体下面。2連装80mm砲球形砲塔が4基装備されています。
ランディングギアは飛行状態と駐機状態を選んで製作可能。
ペガサスのボックスアート。ハンガー内だったスコードロンに対し、屋外に駐機されたハウニブIIが描かれています。
まさかのハウニブIIの競作となりましたが、ドイツ超兵器ファンやUFOファンにとっては必ず作っておきたいアイテムです。
どちらも発売は3月末から4月上旬の予定です。
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