1/24 ポルシェ 935 K3 ’79 ル・マン WINNER
ル・マンの歴史に残る1台は、モデルの再現にも力が入っています
カーモデルファンのみなさんの中にはもう手にして製作にかかっていらっしゃるかたも多いかもしれませんね。発売したばかりのプラッツの今年最大の注目プラモデルキット、1/24 ポルシェ935 K3です。
前回は79年のレースについて掘り下げてみたんですが、調べれば調べるほどドラマチックなレースでしたね。そのためもあってか、みなさんの期待もあってか、かなり気合の入ったキットに仕上がっています。
今回は改めてキットの詳細をご紹介します。
まず気になるのはボディですよね。リヤフェンダーの分割がポイント。これ、実車と同じようにK2からK3に進化させています。
ワクワクしますがリヤウイング、エンジンカウル部分のパーツと共により高められたエアロダイナミックの性能も伝わってきます。
合わせについては心配無用。最新のCAD設計の為せる技、しっかり合うんですねこれが。
ポルシェ935としては最終進化形の1台といわれるクレマーの935K3。そのボディ形状はモデルでも魅力にあふれています。
とりあえず、ホワイトとセミグロスブラックのスプレーを準備しましょうか。
シャシー部品。リヤにはエンジンの下面部分が立体感豊かに再現されています。エキパイやターボなどが別パーツ化。前後のサスペンションなどの再現も含めて、考え抜いたパーツ構成がいい感じのシャシー下面を作り出しました。
パーツの細かな塗り分けが仕上がりを左右しそうです。ベテランモデラーには塗装の強弱や濃淡、カラーの使い分けが腕のふるいどころ。
コクピットはダッシュボードからシート、そしてそれらを囲むロールバー、出来上がるとコンペティションモデルならではの密度感も十分ですね。シートベルトはキットではデカールで再現しています。
そして、足回り。ホイールには特徴あるフィンが刻まれたホイールカバーを別パーツでモデル化。奥行きがしっかりと表現され足元を引き締めます。
それに加えてご紹介しておきたいのが別売のディテールアップパーツ。専用のパーツセットを用意しています。
セットに入っているのはエッチングパーツとシートベルト素材、そして、金属挽物のコネクターバルブ、金属のアンテナです。もちろん詳細な説明書も入っていますから、キットと合わせてぜひ揃えていただきたいですね。より一層リアルな仕上がりになること間違いなしです。
エッチングパーツはエアインテイクのメッシュをはじめ、ブレーキディスク、シートベルトのバックルなど、細部のパーツが用意されています。そうそう、雨のひどかった79年のレースだからこそ、エッチングパーツにワイパーパーツが入っているのも見逃せません。
ぜひ、ディテールアップパーツセットも揃えてください。
1/24 ポルシェ 935K3用 ディテールアップパーツ 2,900円(税別) 好評発売中
最後の最後にパッケージについても一言。パッケージイラストは雨の中を走るゼッケンNo.41です。やはり79年のル・マンは雨のイメージです。
2019年最後の作品、または2020年最初の作品に1/24ポルシェ935K3、ぜひ、候補に加えてください。